2013年 04月 08日 ( 1 )

しつこいウイルスにPCがやられてしまった (No.1664 13/04/08)

 昨晩、ブログを書いていて忙しいとき急にパソコンの調子がおかしくなった。画面に「あなたのパソコンにスパイウエアが見つかった。ただちに駆除しないと危険です」という警告が出ている。別に変なメールを開けた覚えもないのに、いきなりウイルス汚染の警告画面になったのである。
 そのとき少し冷静になって考えれば良かったのだが、「すぐにウイルスチェックをしますか」というタグにあわてて「ハイ」とやってしまった。すると***というソフトが立ち上がって、PCへのインストールとウイルスチェックのスキャンを勝手に開始しだした。そして、「不審なスパイウエアがみつかりました」との途中経過が出るや、その数がどんどん増えていく。なんと知らない間にスパイウエアが最終的には200個近くもあるという結果になった。
 これがもし本当ならたいへんなことである。すぐに駆除しますかとの問いに何も考えずに「イエス」とタグボタンを押すと、200個のうち15個は駆除できた。しかし、残りは駆除できていない。全部駆除するなら***というソフトをすぐに購入せよという画面に切り替わる。
 それまでスパイウエア発見の警告はパソコンにインストールしてあるアンチウイルスソフト・マカフィーの働きと思い込んでいた。ところが新たに***を購入してインストールせよという段階になって、初めて「これはおかしいぞ」という疑問が湧いてきたのである。常駐しているマカフィーで駆除できるなら、新たなソフトを導入する必要などないからだ。
 一旦は冷静なろうと、「購入しない」のタグを押してからPCの電源を切ろうとした。するとなかなか電源が切れない。スキャンしたとき、何か妙なソフトをインストールしたようで、「このまま電源を切るのは危険」というメッセージが出て切らせないのだ。ここまできて完全にこれはおかしいと気がついた。
 強制終了後再起動すると、最初に***をインストールして(つまり購入して)ただちに百以上見つかったスパイウエアを駆除せよという指示が出る。何としてでもソフトをインストールさせようとする魂胆である。だがこちらはそうはさせまいと、コントロールパネルからこれまでにインストールした***と関連のソフトをアンインストールすることにした。ところが、これがなかなか厄介で簡単には削除できない。「危険な状態なのに貴殿は削除するのか。そうなったらひどいことになるぞ」という警告が次々と出て来る。
 しかし、ここでやるべきは慌てないことだ。***ソフトが言うのが本当なのか、まずは常駐しているマカフィーでスキャンして調べた。そうしたら結果はそんなスパイウエアはゼロ、まったく検知されないとの結果が出た。
 要するに***そのものが怪しいウイルスだったのだ。それから後の作業はレジストリまでいじるたいへんな手間だったが、幸いにも完璧に駆除は成功した。しかし、今回の騒ぎの目的は何なのか。後で考えた結論は、***を購入するときクレジットカード決済にして、IDとパスワードを盗みとるのが目的だったのではないかと推測している。
 途中で気がつかないままソフト購入手続きに進んでカード情報を盗られるところだったのではないかと思うのだ。今朝の朝日新聞によれば、闇市場では沢山のパスワード情報が裏取引されると警告していた。詐欺師は非常に巧妙な手を次々と考えて騙し話を仕掛けてくる。油断できない、いやな社会だ。皆さんもくれぐれも注意していただきたい。
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先週、都内のインターナショナルスクールの庭に桜の花びらが雪のように地面を覆っていた。これを見て良寛和尚の辞世の句である「散る桜、残る桜も、散る桜。」を思い出してしまった。良寛のように清く正しい人ばかりだとこの世は平和なのだが、そうはいかないのが残念だ。
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by Weltgeist | 2013-04-08 23:05