人気ブログランキング |

2012年 05月 31日 ( 1 )

ボケ防止に右脳訓練 (No.1407 12/05/31)

 以前、速読の訓練法として「右脳訓練」なるものを行っていると書いたことがある。電車に乗ったときなど、向かい側にいる人を一度しっかりと見て、その姿を脳裏に焼き付けたと思った時点で眼を閉じて、その人がどんなだったかを一つ一つ記憶を頼りに思い出していく。男か女か、メガネはかけていたか、髪の毛の色は、カバンはどんなだったか等々、すべて右脳に記憶された画像だけで確認していくのである。そしてもう一度眼を開けて実際と記憶がどれだけ違っていたかを照らし合わせるのだ。
 そうすると、自分の記憶力がいかに曖昧だったかがよくわかる。男か女かくらいは簡単だが、どんな洋服で持ち物は何かまで思い出すとなるとなかなかうまくいかない。画像を記憶する脳の右側部分が劣化しているからである。右脳は人間の感情、直感、イメージなど、物事を視覚的、全体的にとらえる場所である。ここの機能が高まれば速読がもっと早く読めるようになると思ってやっているのだが、人間、そんなに簡単に脳の機能が高まるものではない。
 しかし、電車に乗っていてやることがないときなど、小生の「右脳訓練」はいい暇つぶしにはなる。ターゲットはいくらでもある。前の座席に座っている人でもいいし、目の前に見えてくる景色でもいい。とにかくそれを写真のように一瞬に写し取って確認するのだ。この作業、少なくとも電車の中で携帯ばかり見ているいるよりずっと有意義だと思っている。というより、小生電車の中で携帯を操作してメールやネットを見るのが嫌いだから、必然的に時間が余って右脳訓練にいってしまうのである。
 そこまでして脳がどれほど良くなったか。速読の訓練としては多少役だっている気はするが、残念ながら今も進行中の脳の機能低下、すなわちボケの進行具合は全然収まっていない。最近はとくに脳の回転が悪くなっていて、会った人のことを全然覚えられなくなっている。顔については朧気ならが覚えているが、すぐに忘れるのは名前だ。
 名前など言語、論理的な思考は左脳が司るという。一般的に現代人は複雑な状況のなかで生き抜くためにすばやく計算して、自分がどのように振る舞えば損をしないですむかに長けているため、右脳より左脳の方が発達しているのだそうだ。ただし、これは与えられたデータの分析能力であるから、世の中をうまく立ち回ることはできても、大きく飛躍するためのインスピレーションまで得ることはできない。
 天才が素晴らしいひらめきで、何か新しいことをできるのは右脳の直感力が優れているからだ。しかし、小生は右脳を鍛えて天才になろうなんて大それた望みは持っていない。人の名前もすぐに忘れるようになった小生に必要なのは右脳ではなく実は左脳の訓練なのかもしれない。せめて自分の名前だけでも忘れないために、右脳より左脳を鍛えることの方が今の小生には重要なのだろう。
d0151247_23463576.jpg

by Weltgeist | 2012-05-31 23:57