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2011年 03月 05日 ( 1 )

我が町の図書館 (No.992 11/03/05)

d0151247_23464767.jpg 今日は久しぶりに図書館へ行った。長らく借りていた本を返すのを忘れていたので、返しがてらの訪問である。しかし、我が町の図書館では小生が借りたいと思う本が少なくなってきた。所蔵する本の数は何万冊もあると言われているが、何度も通っていると、興味のある本が次第に少なくなってくる。面白そうなものは一通り借りているので、あまり興味のない本ばかりが残ってきたのである。
 こうなると何万冊あろうと、手にとって読みたくなるものではないから意味がない。それで最近は足を伸ばして隣町の図書館まで遠征することも多くなった。放牧民が新しい牧草地を求めて移動するように、小生も通う図書館を変えてきているのだ。初めて行く図書館は新鮮で、我が町とは傾向の違う蔵書があり、それを漁れば当分読む本には困らないだろう。
 ところで、いくつかの図書館を渡り歩いて感じるのは、どこも本をじっくり読む椅子と机が少ないことだ。これはたまたま小生が行った図書館だけかもしれないが、***市立図書館では長椅子があるだけで本を広げて読める机が一つもない。我が町の図書館でも椅子はかなりあるが、机(というかテーブル)は8人分のスペースしかないのである。そんなだから、図書館で本をじっくり読もうとすると厳しい。国会図書館のような広い閲覧室を持っている地方図書館は少ないのではないだろうか。

 我が町の8人分しかない図書館の机は、小生と同じリタイアしたとおぼしき人が朝から占領していて、なかなか座れない。暇な退職者が時間をつぶすのに格好の場所のようで、時間だけはたっぷりありそうな人が沢山来ている。彼らは毎日のように来て、まず新聞各紙を隅々まで読んでから、週刊誌や雑誌を読んで数時間は座っている。
 図書館をどう使うかは人それぞれのやり方があるだろうけど、自分のことしか考えない人たちに机を独占されてしまうと、ちょっと困ったことが起こる。彼らはやって来ると最初に新聞を机の上に広げて、小生が本を読みたくてもスペースが圧迫されてしまうのだ。
 こちらが読んでいる本のすぐ近くまで広げた新聞が迫ってきたりすると、みみっちい話だが、北方領土や尖閣諸島のような領土問題が机の上で勃発するのである。無神経な人が目の前で新聞をがさごそと広げたり縮めたりする。こうなると、こちらも気が散って読書どころではなくなるのである。。
 そんなときは、さっさと空いている別な席に移ればいいのだが、たいていは満席で移れない。そうすると、修行が足りない小生は「こいつ邪魔な奴だな」と思ってしまう。でも思っているだけならまだいい。いつまでもがさごそを続けると、頭に血が昇って、こちらも相手の陣地に攻撃する方法はないかと意地の悪いことを考えてしまうのだ。
 図書館の司書はお客がそんな低レベルな闘いをしているなど夢にも考えていないだろう。ゆったりした閲覧室があればこんな問題は起こらないのだが、何分にも予算が少ない中で住民サービスとしてやっている市立図書館ではある程度の不自由は我慢しなければならないのだろう。それを察してやらねばとは思うのだが、どうにも了見の狭すぎる小生にはそれができないのである。
by weltgeist | 2011-03-05 23:55