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初ブログの感想(No.6 08/01/29)

 ブログを始めて今日で6日目。本文を書くのにだいたい2時間から3時間、それに写真選びに1時間と、結構時間をとられ、暇人ではいられなくなった。おかげで減らされたのが、毎日の読書時間。図書館からスタインベックの「怒りの葡萄」を借りて読んでいたのだが、突然ペースが遅くなって、最後まで読み切る前に返却日が迫ってきた。
 ブログを始めて勉強になったのは、原稿提出と仕上がりがほぼ同時にできることだ。30年ほど前、会社勤めをしながらアルバイトで週刊誌3誌同時に今回と似たようなコラムを連載で書いていたことがある。このときの原稿は手書き。最初に下書き程度の原稿を書き、それに赤字をびっしり入れて、ほぼ満足できる段階になったところできれいに清書して仕上げる。PCどころかワープロもない時代で、もちろんファックスもないから、仕上げた原稿は妻が郵便局へ持って行く。その間に、小生はもう次の原稿にとりかからなければならないのである。週刊誌3誌というのは一週間に締め切りが3回あるということでもある。原稿は会社勤めが終わった夜、自宅で書いていたからこれを仕上げる時間がいつも足りないのだ。アルバイトとはいえ、毎日が締め切り状態で、寝る間もない猛烈な忙しさは、恐怖に近い体験だった。
 だが、手書き原稿の良さは一度入稿すればあとは編集者の作業で、作者の手は離れる。言ってみれば「後は知らない」ですむのである。かりに校正ミスや間違いがあっても校了後なら直しは効かない。腹をくくるしかないのだ。その代わり仕事をやり終えたという充実感はあった。ところが、ブログは画面にアップロードした後でも手直しが出来る。極端なことを言えば、未完のままアップし、画面の出来具合でどんどん手を入れていくこともできるのである。これは手書きー郵便局時代を経験している小生には画期的なことである。
 以前、ある高名な小説家と一緒に旅をしたとき、彼は連載している新聞小説の原稿を旅先の旅館からファックスで送っていたが、時々原稿が間に合わないと、未完成なまま一旦ファックスで送り、新聞社が送り返してきた校正刷りで手直しして完成させていた。なるほど、大作家というのは、締め切りが間に合わなくても、こういうことが許されるのだと羨ましかった。しかし、しがない週刊誌のコラムニストにそんな権限を与える出版社はない。相変わらず完全原稿を編集者から要求され、締め切り地獄をから抜け出せないでいたのである。そんなこともブログではおさらば、さようなら、できるのである。
 というわけで本日の書き込みはこの程度でお終い。明日の午後5時までに「怒りの葡萄」を読み終えねばならないので、午後は読書の時間が欲しい。
 ミネルバのフクロウは夕暮れに飛ぶ。小生もギリシャの知恵の神、ミネルバに習って、当ブログのネタ探しに、手下のフクロウを飛ばす夕暮れまでの短い時間、スタインベックの世界を逍遙する予定だ。
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釣り好きの小生が、この時期熱中するのが、磯のメジナ釣り。黒い姿が一般の主婦には不人気なのか、魚屋さんに出ることはまれだが、抜群に美味。だが、最近、この釣りにも行けていない。今週中には是非チャレンジして、その様子をお知らせするつもりだが、天候がどうも気になる。
by weltgeist | 2008-01-29 11:22


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