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2015年元旦、仕切り直しの再スタート (No.2034 15/01/01)

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  今日から新しい年、2015年が始まる。昨年は後半に突然腰に激痛が走り、その後長い入院生活を余儀なくされた。ほとんど体を動かすこともできない情けない状況だったが、今は家に戻って少しずつだが歩けるところまで快復してきた。人間とは実にしぶとい存在なのだ。このままおめおめと病気に負けてしまうわけではない。なにくそ負けるものか、この不調がずっと続くはずがないと信じて頑張っている。
 病院に担ぎ込まれた直後は絶望したが、今は違う。この体は絶対治ると信じ、希望を持って新年を迎えられる心境になっている。そして、新しい年の初めに当たって、今年の抱負を考えてみる気持ちにまでなれたのである。自分がここまでホープフルに変われたのは実は今回の病気が契機であったのかもしれない。
 まるで新しく生まれ変わった人間のようになった私が、今日の元旦に思ったのは、何かへまをして失敗したとき、まずは言い訳を考えないこと。すべての責任は自分、この私にあることをはっきりさせ、決して人のせいにしないことだ。「俺は悪くない。悪いのはあいつだ。あいつがこんなことをしたから失敗したのだ」と他人に責任転嫁するのは絶対やめようと決心したのである。
 他人のせいにするのは一番イージーな解決法かもしれないが、そんな責任逃れをやったところで何も生まれない。「俺は悪くなかった」と自分に言い含めても虚しいだけではないか。仮に相手に非があったとしても、それは許してあげる心の寛容さを持ちたいと思っているのだ。人間とは弱きものであり、完全な人などいない。誰もが欠点を持つ不完全な存在だからこそお互いに努力して支え合うべきではないかと思うのだ。
 世の中で一番大事なものは自分ではなく、沢山の人々が互いに助け合って住んでいることを自覚し、他者を認めてあげることである。「世の中で俺様が一番偉い」と思うことを止めることだ。自分よりまず他の人のことを考えてあげられる人間になりたい。つらい病気を経験してそう決心するようになったのである。
 しかし、結構チャランポランで、欠点だらけの人間だから、こんな抱負を掲げたところで三日坊主で終わるかもしれないが、それでもいい。とにかく出来る範囲で私は他人を一番大事にする人間になろうと、元旦の今日決心したのである。

 なにはともあれ、謹賀新年。今年もよろしくお願いします。ブログもこれからはもっと更新の頻度をあげるよう頑張ります。
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2015年元旦。世界中の人々がこの日を祝っている。今日あげた二枚の写真は本日のニューヨークタイムス、The New Year Around the WorldからDLしたオーストラリア・シドニーの新年の様子です。
by Weltgeist | 2015-01-01 22:07


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