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腰痛難民の皆さん、腰痛は治ります (No.1951 14/04/14)

 少し前までひどい腰の痛みで苦しみ、どんな治療をやっても治らないことから、小生は自らを「腰痛難民」と称して絶望していた。自分の古いブログを読み直すと腰の痛みに苦しむ話がしばしば出てくる。ところがあるときから腰が痛いということをさっぱり言わなくなった。それどころか、キルギスやカシミール、パミール高原など腰が痛ければとても無理な場所にまで行っている。
 腰痛に悩む人は「奴の腰の痛みはどうなっているんだ」と疑問を感じていたはずだ。そうしたら、本日腰痛で悩んでいた昔のスレッドに腰痛はどうなったのかとコメントをいただいてしまった。実は小生、絶対治らないと思って諦めていた腰痛を完治して、今はまったく痛みから解放されているのだ。今日はそのことをあらためて報告し、腰痛に悩む難民の皆さんに希望の灯を与えたいと思う。
 小生の腰痛は脊柱管狭窄症といって、脊柱の狭窄(狭くなること)で神経が圧迫されて腰に激痛をもたらす病気であった。あまりの痛さに様々な整形外科病院をはしごしたほか、整体や針治療、痛みを止めるブロック注射など考えられる限りの治療法を試みた。しかし治らない。そして、最終的には脊柱管狭窄症の手術をするかどうかという所まで追い詰められた。だが、手術をしても痛みがとれない場合があると言われて、手術を一時思いとどまったのである。
 その後やったのはひたすら腰の周りの筋肉を鍛えたことだ。整体に通うとか病院で特別な治療を受けたわけでもない。腰を支える周辺の筋肉を付ける運動を自宅でやったのである。一番効いたのはマッケンジー体操というエビぞり動作を寝る前にやった。そうしたら、いつの間にか腰に痛みを感じることがなくなったのである。
 マッケンジー体操のエビぞり5回と腹筋運動10回を毎晩、布団に入る前にやっただけで痛みがなくなってきたのである。それも小生の場合は負担を感じない程度の簡単なものにした。それを数ヶ月間継続したらいつの間にか腰に痛みを感じることが無くなったのだ。
 最近はこれ以外にある整形外科病院が運営する理学療法士(フィジカル・セラピスト)によるストレッチ教室を週一回、2時間受けている。すでに腰痛は全然心配していないが、このストレッチの効果は抜群で、今まであった肩や首の痛みも解消している。このことから、薬や手術に頼るのではなく、自らの体を自ら鍛えることで、諸々の痛みは解消していくのだということが実感できている。
 ほんの数m歩くのも激痛で無理な人は別として、小生と同じ手術するかどうかぎりぎり程度まで病状が進行した人は、まずマッケンジー体操を試したらどうだろうか。手術は生まれつき持つ骨を削ることである。一度削った骨はもう元には戻らない。それで治ればいいけれど手術しても痛みが再発する人も結構いるという。手術は回復の道が閉ざされた最後の手段である。その前に体を肉体的に鍛える方法を試していただきたいのだ。自分の例からいって多くの人が腰痛難民から脱出できると信じている。
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イスタンブールで見たベリーダンスは、腰を激しく動かす中東独特のダンスである。こんなダンスをやっている人はさぞかし腰の筋肉が丈夫になっているから、腰痛など起こさないだろう。

by Weltgeist | 2014-04-14 23:22


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