肉離れとストレッチ (No.1738 13/07/05)

 いきなり変な話を切り出すが、皆さんは足の指をどのくらい動かせるだろうか。実は先月から肉離れの治療で整形外科病院でリハビリを受けているが、ここで理学療法士から「足の指でビー玉をつまんで見なさい」と言われて困惑してしまった。手の指ならともかく足の指を開いて物をつまむなんてやったことがない。そんなことができるのだろうか。
 とりあえず言われる通り最初は親指と人差し指の間を拡げてビー玉をつまもうとしてみた。しかし、指は5本全部が上下には動くけれど、左右に開くことができない。いったいどの筋肉を動かせば指が開いてビー玉がつまめるのか小生には分からない。そもそもそんなことができるのか疑問に思っていたら、理学療法士が実際にやって見せてくれて目が点になってしまった。彼は5本の足の指全部を見事に開いて、足でグーチョキパーのジャンケンまで見せてくれたのである。
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 理学療法士が言うには普段は使っていない足の指の筋肉をビー玉つまみで動かすことで、足の血行を良くし、肉離れで硬くなった筋肉をほぐすことが出来るのだそうだ。あまり使っていない筋肉をこの際鍛えておけば転倒などの事故を防ぐことにも有効らしい。
 それではこうした筋肉までバランス良く鍛えるにはハードな運動をしっかりやればいいのかというと、どうもこれが違うようだ。たとえばランニングで筋力を鍛えようと思っても、全部の筋肉が鍛えられるわけではない。なぜなら、走る動作をするとき、人間はできるだけ楽に走ろうとするからだ。つまり、一部の筋肉を使わないようにしているのである。普段は使わない筋肉にも負荷をかけてバランス良く鍛える必要があるらしい。
 それに有効なのがストレッチなのだそうだ。筋肉は使わないでいると、次第に縮んで弱くなる。これをストレッチで伸ばしてやることで鍛える。小生が病院で受けているリハビリ治療は肉離れした患部を電気刺激し、温熱で暖めながらマッサージとストレッチを合わせた物理療法である。この混合治療が想像以上に効果があり、最初は痛くてまともに歩けなかったのが今はほとんど痛みもなくなるほど改善されている。ストレッチの効果は抜群のようだ。
 理学療法士からストレッチのやり方を聞いた。まず自分の体の状況に合わせてやることで、無理に筋を伸ばそうとするとかえって筋を痛める。また、体が温まった状態でマッサージしながら行う。冷えた状態では体が硬くなっていて効果が薄れる。伸ばす筋は痛めた場所によって違ってくるが、医師の指示に従ってストレッチのメニューを決めて、それを毎日継続したやるのだそうだ。
 ストレッチやり方さえ教われば自宅でも簡単にできる。ハードな運動などやらなくても筋トレになると、小生、今は毎日ストレッチに励んでいる。
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by Weltgeist | 2013-07-05 23:53


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