Bさん夫妻の誕生日祝いとワーファリン (No.1736 13/07/03)

d0151247_204733100.jpg
 アメリカへ行っていたBさん夫妻が帰ってきたので、少し遅いけれど揃って4月に誕生日を迎えた夫妻のお祝いをやった。といっても夕方、近くのレストランで食事をした後、わが家でいつものオセロゲームで過ごすささやかなものである。
 ところが小生がレストランで大失敗をして、前半の食事会を台無しにしてしまった。何と、出て来た料理を食べるときに、誤って自分の舌を噛んでしまったのだ。小生は、一度出血すると血が止まりにくい抗血液凝固剤・ワーファリンとバイアスピリンを飲んでいる。舌を思いっきり噛んでしまったから出血が止まらず自分は食事どころではなくなってしまったのである。
 しかし、せっかくみんなが食事を楽しんでいるところをぶち壊すことはできない。しばらく痛みに耐えつつ我慢していたのだが、あまりに激しく吹き出る血のすごさに、このまま出血し続ければまずいことになると思い、皆がメインを食べ終えたとき自分の異常を告げた。
 皆はビックリしたが、まさかレストランから救急車を呼ぶわけにもいかない。一応皆さんの食事が終わったところで、Bさん夫妻も一緒に車で近くの大学病院に行っもらい、夜間救急外来で口腔科の先生に応急処置をしてもらった。それからようやくわが家にたどり着いたのである。
 そして妻が用意したケーキにロウソクを灯したところで撮ったのが上の写真である。Bさん夫妻にも心配させたが、家に戻れてにこやかな顔をしているのを見てホッとした。しかし、あまりに出血がひどすぎて貧血気味から小生は頭がボーッとしている。このあと、4人でオセロゲームのメキシカントレインをやったのだが、自分では何をやっているのかワケが分からないほど頭が混乱していた。こんなとき頭を使うメキシカントレインなど絶対勝てるわけがない。
 そう思っていたら、何とこの夜は小生がトップで優勝してしまったのである。何とも言いようのない意外な結果であったが、この夜、小生はずっと舌からの出血に悩まされ続け、翌朝、もう一度口腔科に行って、噛んで傷ついた舌の部分をレーザーで焼いてもらうサージェリーでようやく出血が止まったのである。
 普通の人なら舌を噛んでも自然に傷口がふさがって出血も止まるだろうが、血液をサラサラにするワーファリンという薬を服用していると、重大事故につながる出血となる。先日もちょっと転んだだけなのに、内出血で足が倍以上の太さに腫れ上がり、神経がやられてしまっている。これはとても恐ろしい薬なのだ。
 後でBさんには病院まで直行したことを謝ったら「いや、日本の急患システムが分かって良かった」と言ってくれたのが救いだった。また、今日は小生の惨状を聞いて、シンガポールのRさん夫妻が家までお見舞いに来てくれた。みんなには心配をかけ、自分も痛い目にあうワーファリンなど飲みたくないが、止めるわけにはいかない。小生はこれからも恐ろしい危険と背中合わせで生きていかなければならないのである。
[PR]
by Weltgeist | 2013-07-03 21:49


<< 悲しみよこんにちは (No.1... スノーデン事件の本質 (No.... >>