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イライラ癇癪を起こす前にやること (No.1337 12/03/17)

 新しいコンピュータでOSがWindows7となり、使い方が分からずイライラした日々を送っている。それまで使っていたWindowsXPは操作性に慣れていたのに、新しいWindows7では操作が分かりにくく、何でこんなOSに切り替えたのか、マイクロソフトに少し頭にきていたのである。こんな物は進歩どころか退歩ではないかと思い、癇癪を起こす寸前にまでなっていたのだ。
 1980年代後半からコンピュータを使ってきた小生は、どんなに新しいコンピュータになっても使いこなす自信があった。以前のOS、WindowsXPは熟知していたから新しいWindows7になっても問題なく使いこなせると思い込んでいたのである。
 ところが、Windows7になって戸惑うことばかりが続いている。従来XPでやってきたやり方が通用しないのだ。普通にファイルを開き、データを打ち込むくらいのやり方は、問題もなくできる。しかし、少し複雑になるととたんに分からなくなり、混乱してくる。一番分からないのはエクスプローラでファイルの保存や呼び出しをするとき、肝心のファイルが何処に収納してあるか分かりにくいことだ。Windows7ではディレクトリに関する考え方がXPと違いすぎるのが原因のようである。
 ところが小生にはこの新しいWindows7の考え方が理解できていない。あくまでも古いXPの延長上でコンピュータを操作しようとするから問題が起こるのである。あまりに分からないことが多すぎて先週ついに図書館からWindows7の使い方に関する本を借りてきて一から勉強しなおしてみた。すると、Windows7が以前のXPとはかなり異なっていて、従来のやり方は通用しない、あらたにWindows7用のやり方に頭を切り換えて行けと書いてある。
 要するに古い考え方を捨てて新しいWindows7のやり方に切り替えろというのである。古い技術が連続して集積しているのではなく、それを超越した新しい技術だからだという。XP時代の古いやり方でこなそうと思ったところに問題があったというわけだ。これを読んで自分なりに文句を言いたいことがあった。しかし、それは今日のテーマから外れるので書かないが、解説本の通りにやったところXPよりはるかに快適に操作できるようになった。今回のイライラは自分の無知を他人のせいにして、怒っていたのである。
 こうしたことって何もコンピュータだけのことではない。新しい電化製品を買ってマニュアルも読まずに「使いにくい」と文句を言っているようなものである。一番身近な例では携帯電話だ。沢山の機能がついているが、マニュアルは一切読まないからそうした機能が小生にとっては猫に小判状態である。ただし、そうであっても、携帯に関して癇癪を起こすことはない。電話は通話ができれば十分という考え方なので、それ以外の操作をしない。従って操作法が分からず困惑することもないのである。
 こうした早とちりによる誤解って他にもよくあることである。物事を深く考えないで、即断して失敗する。頭に血が昇ってカーッとなる前に、もう一度考え、何か別な解決法があるのではないかと模索することが、お互いが平和に暮らせる知恵なのだろうとWindows7を勉強し直して思った。
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以前のWindowsXPだと、このようにコンピュータの画面をキャプチュアーするには、Ctrl キーと PrtScn キーを同時に押してクリッピングボードに一旦取り込み、それをペイントに貼り付けてファイル名を付けて保存していた。それがWindows7ではアクセサリの中の Snipping tool で簡単に取り込むことができるようになった。こんなことも今回解説本を読んで初めて分かったのである。
by Weltgeist | 2012-03-17 23:57


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