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リコーGX200初出動 (No.984 11/02/25)

 購入したばかりのリコーのコンデジ・GX200を持って初めて前の山へ散歩に出かけた。いつもはニコンのD300を肩にかけて行くのだが、今日はこれはやめてポケットに入るサイズのGX200だけで試し撮りである。
 しかし、散歩のときはお供に必ず肩から下げて持ち歩いていたD300がないとなぜか肩のあたりが寂しい。小生が常用しているD300は、ボディとレンズを入れると1.7㎏以上の重さになる重量級である。とくに標準レンズとしている17-55㎜は筐体が大きくかさばる。これをボディに付けるとズシーンとした重さになり、持って歩くにしてもかなり根性を要求されていた。それが今回は無いことに最初は少し戸惑ったが、しばらくすると体の身動きがすごく楽になってきたことを実感した。ストラップで肩が締め上げられるような圧迫感がないのがうれしいのだ。
 不精者の小生はGX200がどのくらいの重さがあるか調べてはいない。しかし、一眼レフに比べたら月とすっぽんほどの違いがあり、ほとんど重さを感じない。ポケットに入れるには少し重いかもしれないが、手軽に持って歩くには全然問題はなさそうである。これで写りが良ければ申し分ないのだが、どうだろうか。
リコーGX200初出動 (No.984 11/02/25) _d0151247_2245352.jpg
 山道を歩いて最初に撮ったカットがこれ。何か落ち葉でいっぱいの壁を背景に撮っているように見えるが、実は道を覆う落ち葉の上に小生の影が斜めに伸びているところを撮ってみたものである。データは絞り優先Aモードで、F6.8、1/1250 秒、ISO400、jpg、Fine。コントラストの出具合はなかなかよろしい。
リコーGX200初出動 (No.984 11/02/25) _d0151247_22401553.jpg
 この場所は小生の散歩コースのほぼ中間点にあり、休憩を入れる所。いつも座って休むベンチから東の方向を撮ったものである。データ的には上の写真と同じで、F5.7、1/1250 秒である。

 二枚の写真はいずれもほとんどレタッチをしていない。カメラ内蔵の画像エンジンがたたき出してきたものをそのまま掲載している。これを見ると、いつも使っているニコンの画像データとはだいぶ色の傾きが違う感じを受けた。全体に柔らかい感じで、やや赤(R)ないしマゼンタ(M)がかかっている。逆にニコンは赤が弱くやや硬めの画像データである。参考までにニコンで少し前に撮ったデータも下に載せておくが、カメラによって色の出方もこれだけ違うのだ。
 ところで二枚目の写真で写っている細かな木の枝が、思った以上に解像しているのには驚いた。以前持っていた防水コンデジはひどい写りだったので、あまり期待はしていなかった。ここまで解像できるとは思っていなかったのである。このような細い枯れ枝が密集しているところを撮るのは、レンズの解像度を調べるには絶好である。上のサンプルをピクセル等倍で拡大してみると、木の枝の細かいところまで描写していて、GX200はかなり健闘している。
 本日のテスト結果、リコーGX200はブログ用予備カメラとしては十分な性能を持っていることが分かった。あとは、撮影シーンごとにどのようにカメラを設定して撮影するかの技術を身につけるだけである。
リコーGX200初出動 (No.984 11/02/25) _d0151247_22182859.jpg
 こちらは今月初めに同じ散歩道をニコンで撮ったものである。時間や場所が若干違うから厳密には比較にならないかもしれなが、ニコンはこんな感じである。
by weltgeist | 2011-02-25 22:38


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