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伊豆大島の磯釣りは・・・ (No.939 11/01/04)

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 本日の磯釣りは、伊豆大島に行ってきた。狙う魚はメジナ。現在の大島がどの程度釣れているのか、全然情報は無かったが、この島のメジナの濃さは定評がある。とくに冬の寒メジナは、場所をしっかり選べばまず間違いなく釣れる。しかも、島の釣り場に行くには、前夜、竹芝桟橋から出る船の中でゆっくり寝ているだけいい。翌朝の午前6時、釣りにはちょう良い時間に島に着くのだ。眠い思いをして車を転がす必要もないイージーな釣り場なのである。
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 船は定刻午前6時に大島岡田港に到着、頼んでおいたレンタカーに乗って、早速磯場に向かう。朝は北東方向からの風(ナライ)が7~8m吹いていたので、釣り場は風裏に当たる西側の磯、いわゆる表磯と呼ばれる場所を選んだ。表磯で一番有名なのは赤岩というポイントだが、まだ7時前だというのに赤岩にはすでに車が3台も留まっていて、釣り人が4~5人竿を出しているのが見える。人が沢山いるということは釣れている証拠だろうが、後から来た我々が入り込む場所はなさそうである。
 赤岩は無理と選んだ別な磯が、写真のジナエ。先端の白い波頭がたっている周辺がポイントで、我々はそれの右側に入った。この場所は最初、風が正面から吹き付ける釣りにくい場所だったが、それでも中小のメジナが入れ食いで釣れてくる。このジナエの状況から見る限り、どうやら大島は絶好調のようである。
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 釣れてきたのはほぼこのサイズの30㎝弱。クチブトとオナガが半々くらいの割合でくるが、なかなか30㎝を越えるものがこない。しかし、それでもメジナの引きは強くて、ハリ掛かりすると竿が大きく引き込まれて面白い。竿:ダイワ、トーナメント競技ドライ1.2号、ハリス:2.5号。
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 もうまもなく釣りを止めないと帰りの船の時間に間に合わないと思っていたとき、少し良い型のクチブトがきた。それまで全部ゴボー抜きしていたのだが、この魚は抜けそうもないため、タモアミで取り込んだ。(撮影は同行のK氏)
  しかし、この時点でジ・エンド。東京に戻る船は午後2時半である。せっかく良い型が姿を見せ始めてきたというのに、後ろ髪を引かれる思いで午後1時には竿を仕舞った。これから大島に行かれる方は、一泊して夕まづめを狙うコースをお勧めしたい。日帰りだとどうしても大型を狙える時間が限られてしまうからだ。メジナの濃さから判断すると、夕まづめを攻めれば40㎝オーバーは間違いなく出そうな感じを受けた。
by weltgeist | 2011-01-04 23:04


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