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グアム島格安ツアーの旅、最終回 (No.591 09/12/23)

12月19日、帰国
 グアム島4日間格安ツアーの旅も本日が最終日である。といっても、今日は日本に帰るだけ。島内の観光などは一切出来ない。理由は、出発便が朝の7時20分という早い時間だからだ。今回のツアーに申し込んだとき、初日の出発時間と帰国日の時間は聞いていなかった。多少は遅めの出発で、帰りは早めの帰国くらいはあるかもしれないと漠然と思っていたが、まさかここまで徹底しているとは思いもしなかった。行きは深夜の到着だし、帰りは早朝の出発で、4日間といっても実質は丸2日しかないのである。
 現地のHISからもらったスケジュール表によれば、本日は午前4時20分にはホテルを出て空港に行くという。ということは、それより少なくとも30分は前に起きていないと集合時間に間に合わない。仕方がない。少し余裕をもって3時半にモーニングコールを頼んでおいた。こんなに早い時間に起きるというのは海外旅行では初めてである。まさに釣りに出かけるような気分で眠たい目をこすりながら、起きて空港に向かう。
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 午前5時前だというのにすでに出国ゲートにはすごい人が並んでいる。ほとんどが日本人観光客である。全員が同じ飛行機ということは全員がほぼ同程度の格安ツアーで来た人たちだろう。その数からして、安さの秘密は大量生産、大量販売と同じ発想で、数で稼ぐこととみた。
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 空港に着いたときはまだ真っ暗だったが、明るくなると我々が乗る飛行機が見えてきた。普通は敬遠されがちな早朝便にもかかわらず、搭乗率は90%は越えていたのではないかと思われる。だから、業者も恐らく格安の料金でチケットを手に入れているのだろう。
 成田までのフライトは3時間ちょっと。快適な空の旅を終えて、日本の空気に触れたらあまりの寒さに体が震えてしまった。半袖でも暑かったグアムとの気候の差に「あ、やっぱり外国に行ってきたのだ」という気持ちが実感出来た。短かったけれど、充実した旅をお手軽に楽しむことができ、たいへん満足して帰宅したのである。

旅の総決算
1、費用

 ツアーの代金は燃油サーチャージ込みで18800円。これに成田とグアムの空港使用料+税金が4570円。現地の滞在費でかかったのは初日の朝食代と夕食代が一人約30ドル。翌日はレンタカーが70ドルにガソリン代が15ドル、食事代が一人20ドルとほとんどお金は使っていない。食事代やおみやげ代などは人によって様々だし、レンタカーを頼まないで無料バスだけならこのあたりの出費も違ってくるから一概に言えないが、想像以上に格安で済んだことは間違いない。
d0151247_2351260.jpg2、島内交通機関
 シャトルバスはチャオカードというものをもらっていて、これを見せれば無料で何度でも乗れる。ホテル専用の小さなミニバスと窓のない形をしたチャオバスがあり、色で行き先を決めていく。10分から20分間隔くらいでバスが運行されていて、あまり待たないで気楽に乗ることが出来た。メインの乗り換え場所には係員がいて行きたい所を言えばどのバスでどこで乗り換えたらいいのか教えてくれる。係員は慣れたもので、簡単な日本語程度は理解してくれる。また、レンタカーは保険無しなら一日33ドルからあり、これもHISなら係員に頼めば電話で予約してくれる。我々が頼んだオリックスレンタカーには日本人スタッフがいて、スムーズな対応が出来た。 
3、食事と支払い
 ステーキハウスから中華、イタリアン、コリアン、メキシカン、和食、ラーメンなど日本と変わらないレストランが沢山ある。レストランで食事した場合、チップは代金の15%程度が普通。最近はチップをインクルードした請求書で持って来るところが増えているから、まず、その点を確認し、インクルードしていないときは15%前後加算して払う。慣れない日本人はインクルードしてあるのにダブルでチップを払う人がいるから注意しよう。現金ならテーブルの上にさりげなく置く。また、クレジットカードで支払うときは、チップの部分が空欄になっているから、ここにチップの金額を書き、合算した金額を自分で書いてサインする。たとえば、全部で35.22ドルなどと書いてあったら、下段のtipの欄に4.78ドルと書き、合計は端数を切り上げて40ドルとすればいい。チップの制度は日本にはないので最初はまごつくが、慣れればどうってことはなくなる。チップはウエイトレス、ウエイターたちの給料の一部だから、インクルードしていない場合は忘れないように。また、フードコートなどのセルフサービスの店ではチップはいらない。
4、蝶
 グアム島は生息する蝶の種類が非常に少ない。今回確認できたのは、シロオビアゲハ、マルバネルリマダラ、オオカバマダラ、リュウキュウムラサキ、ウスキシロチョウ、シルビアシジミだけだった。とくに多いのがシロオビアゲハとマルバネルリマダラでこれは島のどこにでもいた。しかし、リュウキュウムラサキは非常に数が少ないようだ。
5、釣り
 30年前に来たときは釣りが目的だった。このときはトローリングボートで沖のカジキや、リーフでの投げ釣り、タロフォフォ川でのルアーなど様々な釣りをトライした。しかし、今回は日程が短いため釣り竿は持参しなかった。従って今のグアム島での釣り事情は分からないが、本格的なトローリングボートでやればカジキ、マグロ、サワラ(ワフー)などが釣れるとは思う。しかし、オーストラリアなどの海に比べるとこうした巨大魚の魚影はそれほど濃くはないようで、多大な期待をするのは無理だと思う。ハワイと同じで遊び感覚でシイラでもいいくらいの気持ちで行くといいだろう。一方、今回島の海岸線を見た印象として、岸からのエギングによるアオリイカ釣りは有望そうに見えた。イカなら軽いエギング、ルアーロッドを持って行くだけでいいから、釣り好きはぜひ試して見る価値はあると思う。ただし、ポイントの選定が重要。タモンビーチ周辺は無理。島の南部には良さそうな場所が何カ所かあったので、レンタカーでこうしたポイントを探ってみると面白いと思う。それと、通常、米国本土では州ごとにフィッシングライセンスが必要だが、グアム準州でもライセンスが必要なのかどうかは不明。釣りをする方はこの点は確認しておいて欲しい。
6、安さの秘密と満足度
 行く前はこんなに安いからきっとおみやげ屋さんばかり連れて行かれるかもしれないと心配していたが、そんなことは全くなし。それでいて結構程度のいいホテルに3泊もして、滞在中のシャトルバスは無料で利用出来ることの理由がいまだに理解出来ていない。なぜあの値段でここまで出来るのかわからないのだ。しかし、払う方の立場から見れば、ほとんど信じられないくらいの安さであると断言してもいい。とにかく値段的にはきわめてお得なツアーであった。ただし、単に海の家とダウンタウンを歩くだけではやはり物足りない。各種マリンスポーツや島内観光ツアー、実弾射撃場など、色々なオプションが充実してある。また、買い物好きならブランド店を巡ることも出来るし、ブランドのアウトレット店もあるから、これらを組み合わせて自分流の旅を楽しめばいいだろう。しかも、島は日本人の観光客で持っているから、日本人にはたいへん親切に対応してくれるのと、日本語がある程度使えることも心強い。
7、グアムはお得なミニハワイ
 30年前に行った記憶を思い出そうとしても、全然思い出せないほど今のグアムは変わってしまっている。街全体がトロピカル・リゾートに変貌していて、ハワイと似た感じのあか抜けた島になっていた。多少白人が少ないのでアメリカ本土並とまでいかないが、それ以外は言葉も風習もハワイと変わるところがないと言っていいだろう。日本から飛行機で3時間という距離にある一番近いアメリカである。時差も1時間しか違わないグアム島は、お手軽に行けるミニハワイだな、というのが今回の小生の感想である。

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by weltgeist | 2009-12-23 23:51


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