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グアム島格安ツアーの旅1 (No.588 09/12/20)

 グアム島4日間18800円という超格安ツアーの旅から昨日帰国した。しかし、小生の想像を絶する世界で、正直驚いてしまった。予想していたおみやげ屋さん引き回し、バックマージンで旅行会社は儲けるというような姑息(こそく)な手段は一切確認できなくて、一体どこで儲けを得るのか皆目見当がつかない。おみやげ屋さん引き回しどころか、全く自由で、好きなところに好きなだけ勝手に行っていい。しかもそれに伴う交通費として島内のバスは無料で乗り放題だという至りれりつくせりの内容に、こちらの頭も少し混乱してしまった。とりあえず旅は大満足であったが、今日は第一回目のイントロダクションとしてグアム島到着までのことを書いてみたい。
 
12月16日出発→グアム島到着まで
 グアムまでの航空会社はコンチネンタル航空。出発は夜8時40分と遅めだから、昼間は比較的余裕があると思っていたが、実際には4日間出かけるために前もってやっておかなければならない野暮用が沢山あり、目が回るような忙しさで午前中を過ごし、午後3時過ぎに車で家を出る。成田空港まで都内に住んでいる方は首都高速から東関東自動車道を使って行くのが一般的だが、これだと高速の渋滞次第で時間が読めない。渋滞に巻き込まれることを想定すれば、チェックイン予定時刻の4時間くらい前までには家を出る必要がある。だが、小生は数年前からこの時間が読めないコースを使わず、2時間で確実に成田まで行ける一般道の裏道を使っている。これはある人から教えてもらった秘密のルートなのだが、このブログを読んでいる方だけに、内緒でその道をお教えしよう。
 それは外環道大泉インターから三郷を経由して常磐道の柏インターまで行き、そのあとはひたすら利根川沿いにある広域農道を通って、県道170号、国道356号を通って栄まで出て、そこから成田に出るコースだ。この道は信号がなく、まったくノンストップで走れるから今回も大泉インターを3時半に乗って、成田空港には5時10分に着いてしまった。渋滞もなく、いつ走っても同じような時間で着ける安定した道だが、難点が一つだけある。農道に入る入り口にゲートがあって、横幅の大きい車は道に入ることが出来ないことだ。ただし普通車での3ナンバーサイズまでは問題なく走れる。
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 さて、成田に着いたら、今回のチェックインは自分自身でやらなければならなかった。普通、ツアーだと旅行会社の人が面倒な手続きはすべてやってくれるのだが、格安ツアーだからチェックインから全部自分でやらなければならないのは致し方ない。といっても実際はコンチネンタル航空にこちらの名前を言えば後は係員が全部やってくれるのだから問題は全然ない。初めて海外に行くような人はこの時点で多少まごつくかもしれないが、日本語が通じる場所なのであまり心配する必要はないだろう。チケットを受け取り、荷物を預けたら、出国手続きを経て、出発ゲート(今回は27番ゲート)に行き、ここで搭乗開始を待つ。
 7時50分、ボーディングのアナウンスに従って飛行機に乗り込む。機種は新しくてきれいなボーイング767で、以前乗った某国のいつ落ちても不思議ではないボロボロの飛行機と違って安心感がある。エコノミーシートもそれほど狭いとは感じない。ま、仮に狭いと思ってもわずか3時間程度なら全然我慢出来る座席である。
グアム島格安ツアーの旅1 (No.588 09/12/20)_d0151247_2342125.jpg 飛行機は8時半頃動きだし、長い地上移動をして9時少し前に離陸。離陸後1時間過ぎた頃ハンバーガーとシュリンプサラダ、デザートにチョコパイの付いた食事が出た。左の写真の物で、ノングルメの小生の舌をもってしてもあまりおいしいとは思えなかった。しかし、旅行代金の値段から言えば贅沢は言えない。こんなものだろう。
 まもなくグアム(米国)入国カードと税関申告書配られる。これはCA(ほとんどアメリカ人で日本語はあまり通じない)がただ配っていくだけで、書き方の説明は一切なし。ただし、入国カードは日本語が書いてあるので問題ない。税関申告書は英語のみなので、英語が分からない人は少したいへんかもしれない。
 そして、3時間ちょっとでグアムに到着した。現地時間17日午前1時15分(日本とは1時間の時差があり、日本時間は午前0時15分)ですでに翌日に入っている。つまり、全日程4日間と言っても、実質的には行きの1日は飛行機の移動日ということになる。また帰りも早朝の出発だから、中2日しか現地には滞在しないことになる。このあたりに安さの秘密がありそうだ。
グアム島格安ツアーの旅1 (No.588 09/12/20)_d0151247_2333512.jpg
 グアム到着後、入国は米国本土と同じく両手の指紋と顔写真の撮影があるが、本土ほど厳しくはなく、手慣れた感じでサッサと済ませてくれた。そして、税関を通過すると、外には大きなHISのカウンターがあり、HISのTシャツを着た係員が手際よくツアー参加者を誘導していく。飛行機に乗っていたほぼ半分くらいの人は恐らくこの格安ツアーに参加した人のようで、あまりの人数の多さに驚くと共に、どうやらこの大量参加者を集めることで格安が実現しているのではないかというごとがおぼろ気ながら見えてきた。
 HISのカウンターでホテルのチェックイン、チェックアウトのやり方や島内での過ごし方が書いた説明書を渡される。その中にはすでにホテルのキーも入っていて、面倒なチェックインの手続きもする必要はないようだ。その後、我々は大きなバスに乗せられてすぐさまホテルに直行する。ホテルは想像以上にきれいで、航空券チケット代金だけでも赤字と思われるのに、こんなホテルにこれから3日も泊まれることが信じられない。それでもこれが現実なのだ。小生と妻はバスから降ろされた荷物を自分で持つと、そのままいそいそと部屋に入って、すでに二日目に食い込んだグアムの旅第一日目を終了した。

明日に続く。
by weltgeist | 2009-12-20 23:34


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