いよいよ今日、パミールに向けて出発する。思えば今年の2月から現地のガイドと日程や人員、値段の交渉などを続けてようやく実現した今回の旅は、恐らく小生にとってはたいへん思い出深いものとなることだろう。標高が3000mを超える高地で、険しい山を登って行かなければならない。心臓病という爆弾を抱えた小生がそんな厳しい場所を無事に行って来れるのか、不安はある。だが、長年憧れていたカルトニウスウスバシロチョウと出会えるなら、そうしたことも何とか乗り越えられるのではないかと思っている。無事に帰国できることを心に念じながら、行ってきます。
帰国は7月17日です。カルトニウスとうまく遭遇出来るか分かりませんが、このブログはとりあえず
18日まで休筆させてください。
カルトニウスウスバシロチョウ、Parnassius charltonius、Photo S.トロポフ。インド西部のカシミール地方からパミール高原までの険しい高山帯にしか生息しないこの蝶が今回のメインターゲットである。