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カワハギ釣り大会は釣れませんでした (No.259 08/11/23)

 一昨日からシッチャカメッチャカの忙しさだったけれど、昨晩中に何とか釣りの準備を終え、本日三浦半島松輪で開かれたカワハギ釣り大会に行って、先ほど帰ってきた。ちょっと疲れたし、眠いので結論から先に言えば、全然釣れなくて、皆さん貧果で終わった一日だった。
 今回の大会は個人的な釣りの腕を競う競技会と思っていたら、今年は個人技より参加者の親睦を図ることを主眼にしたらしい。だから、全員が楽しめながら、それでいて腕の見せ所もあるという釣り大会にしたと言う。個人の技術を競うのではなく、参加者全員をランダムに撰んだ6つのチームに分け、チーム全体の総釣果で順位を決めるやり方である。個人技の競争だと、どうしてもベテランが上位になるが、これなら初心者からベテランまで全員が楽しむことが出来るのだ。
 しかし、チーム選びは抽選によるから、強い人ばかり入ったチームもあれば、初心者が多いチームもできる。こうしたバラツキは致し方ない反面、面白さもある。自分のチームにどんな人がいるかでチーム全体の成績が違ってくるからだ。腕利き揃いなら好成績が望めるが、足を引っ張りそうな人がいると心配である。
 今回、自分はFチームの札を引いた。ラッキーなことに同じFチームのメンバーには、カワハギオープンで優勝したN名人や、NHKでカワハギ釣りの解説をしたM名人、さらにもう一人、今のカワハギ釣りブームを作った張本人とも言えるH名人など、錚々たる人が入っている。こんな豪華なメンバーなら、最早我がFチームの勝ちは誰の目にも明らか。小生が少しばかりミスしても、優勝は間違いないと思えたのだった。
 ところが、今日は初心者も名人も関係なく、カワハギが釣れないのだ。城ヶ島沖、水深20~35mの浅い場所を重点的に釣ったが、ほとんどアタリがなく、何時までたってもエサが取られないで残っている。普通、カワハギ釣りでは、仕掛けを下ろして3分もすればエサのむき身アサリは完全に食べられて、影も形も無くなっているはずなのに、エサがそのまま残っている。ということは、海底にカワハギがいないことでもある。これではいくら名人でも釣れない。無い袖は振れないのだ。
 こんな悪条件のため、小生の釣果は二桁に乗せるのがやっとの貧果で終わった。しかし、それでも我がチームの名人たちが、頑張ってくれるだろうと期待していたら、何と、N名人とH名人が転けた上に、他にも足を引っ張ったメンバーがいて、3位入賞がやっとという大番狂わせな成績で終わったのである。
 だが、久しぶりに船に乗って海の上で竿を出せたのはとても気持ちがいいことだった。これでカワハギがもう少し釣れていれば言うことはないのだが、自然条件だけは仕方がない。何人かご無沙汰していた友人にも会えて、近況報告なども出来た。釣果に恵まれなくても充実した楽しい一日だったと言える。
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by weltgeist | 2008-11-23 23:00


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