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良いこと続きの3日間 (No.251 08/11/16)

 テレビは見ないとおととい宣言したばかりなのに、昨日はクルム伊達公子選手が全日本テニス選手権で見事優勝した中継番組を思わず見てしまった。現役を引退して12年、38歳という年齢のハンディを抱えて現役復帰したクルム伊達選手がどう戦うか、興味津々だったのだ。ま、歳(トシ)だから準決勝くらい行けたら上出来と思っていたら、何と、女子シングルスで16年ぶりの優勝を果たし、ダブルスでも優勝した。これは素晴らしいの一言に尽きる。
 そもそも人間の体力、運動能力は20代が全盛で、年齢を重ねるにつれて次第に落ちていく。どんなに能力のある人でも歳には勝てないから、スポーツ選手の場合は引退ということになる。だが、クルム伊達選手の快挙はこの常識を破った。彼女のなしたことは「歳だから」と弱気になる我ら老年族には大きな励みを与えたのだ。
 報道によれば、伊達選手は引退した後も、トレーニングを怠らず、人一倍努力を重ねてきたからここに至ったと言っていた。以前、エベレストを登頂した三浦雄一郎さんといい、努力し、鍛錬を続ければ道が開けるという事実を示してくれたのである。彼ら彼女らの素晴らしい成果を絶賛したい。
 ともすれば怠け癖がつき、怠惰な生活に落ち込みそうな小生、クルム伊達選手の活躍に刺激され、久しぶりに自分も身体を鍛えてみようかなと思い始めた。もっとも、小生の目標はクルム伊達選手や三浦雄一郎さんのような大それたことではない。ささやかに高尾山程度の山を息切れせずに登りきる体力があれば十分である。高望みはしない。出来る範囲で努力しようかなと思っているのだが、それさえ実行できるか本当のところは自信はないのである。
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 昨日はテニスの中継を見た後、英語を教えてもらっているBさんの家でアメリカンステーキのディナーをごちそうになった。実は、その前の金曜日はシンガポールから来ているRさんの家でおいしい中華をごちそうになり、本日、日曜日は東久留米でサンクスギビングデーの前祝いとしてターキー(七面鳥)をごちそうになったから、金土日の3日間、三連ちゃんでごちそうオンパレードである。おいしい物づくしで、小生の下腹は少し膨らみ、幸せな3日間を過ごしたことになる。
 金曜日、Rさんの中華は蒸した鶏肉を独特の味付けした物にシンガポール風チャーハンと春巻き、野菜の中華風炒め物、スープなどで味はベーリー・グッド。そして昨晩、土曜日のBさんはこれまたアメリカンステーキがおいしかった。庭に設置してあるBBQ専用の炭火コンロでサッと焼いたもので、これがすごく柔らかくて最高だった。我が家でも時々ステーキはやるが、フライパンで焼いたことしかない。炭火でキッチリ時間を計って焼いたステーキが、こんなに柔らかくおいしくなるとは知らなかった。ぜひとも我が家でもやりたいと思ったが、冷静になって考えたら、我が家の猫額庭では狭すぎてBBQなどできるわけがない。やっぱ、現実は厳しいのだ。
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BさんのBBQ専用炭火コンロ。左の炭火の上に網を敷き、肉を置いたら蓋をして片面3分間ずつ時間を計って焼く。適度に焦げ目が入っているが、中は柔らかく極めてジューシー。アメリカの雰囲気があるステーキの味は最高だった。
 

by weltgeist | 2008-11-16 20:14


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