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ガラケーとスマホ (No.1854 13/12/11)

ガラケーとスマホ (No.1854 13/12/11)_d0151247_22215335.jpg 先日パソコンがだめになって修理改造して使えるようにしたばかりだというのに、今度は携帯電話がだめになった。といってもバッテリーが劣化して、朝充電しても夕方まで持たない段階になっただけだから、バッテリーの寿命が尽きたということである。
 小生の携帯電話はすでに6年以上使っているガラケーで、スマホではない。いまは猫も杓子もスマホで、ガラケーなど使っている人は希有な存在であろう。しかし、スマホが嫌いな小生はかたくなにスマホに換えることを拒否していた。今の携帯電話だけで十分と思っていたのだ。
 でも古い製品だからバッテリーがまだお店に残っているか分からない。代わりが無ければ新しい携帯を買い直すしかない。そうなるとスマホ交換もアリかなと思ってドコモに行ったら、幸運にも最後のバッテリーが一個だけ残っていて、交換は無料だという。新しい物を買い換える必要性はなくなったのである。
 しかし、担当した女性は小生が使ってきたガラケーは料金が過去の割高なもので、最新の機種に買い換えれば安くなるからお得ですよと、人を迷わせる甘いささやきを始めた。昔と違って競争が激しいから通信費も安くなっているようなのだ。
 でも、詳しく聞いてみると今のスマホはどれもネット使用料込みの料金設定になっているものばかりだという。i-mode のメールだけでネットを使わない小生にとってスマホは猫に小判状態の無駄な物であることが分かった。スマホは必要性がなく、それにする選択肢は無くなってしまったのである。
 代わりに、ネット使用をしない最新の携帯のいくつか見せてくれたがいずれも小生のガラケーとあまり変わらない。これにすれば各種の割引があって、通信費は安くなるが、通信速度が速くなったとかおサイフ携帯、ワンセグテレビが付いている程度で、さして代わり映えのしない物である。
 それなのに肝心の料金は実質的にお安くはならないのだ。機種変更で新製品にするとき電話機本体を買い取りで3万円前後の支払いが発生する。しかも話が複雑なのは、購入後2年間キャッシュバックがあるから、実質的には2万円以下で購入できるというのだ。また、それぞれの機種ごとに本体の値段や割引金額が違ってくる。しかも毎月の通信費の中に本体の割賦代金まで含ませたものまであって、料金システムがとてもわかりにくいのである。
 こうしたことを担当女性は順序づけて丁寧に説明してくれるのだが、アルツ気味の小生は説明を聞いているうちに混乱して分からなくなってしまった。とにかく、機種変更なら新ガラケーでもスマホでも本体購入代金が発生することだけは理解できた。しかし、どのような機種を選び、どの通信プランを選んだらいいのか、初めて聞くことばかりでよく分からないのだ。とりあえず今日の所は古いガラケーのバッテリーを無料交換してもらっただけで家に戻り、もう一度頭を整理してから機種変更を検討してみることにした。
by Weltgeist | 2013-12-11 23:56


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