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身支度 (No.1535 12/11/17)

 元々おしゃれということに興味のない小生はほぼ一年中同じ服装、格好をしている。下はジーパンに皮のワークブーツか運動靴である。変わるのは上半身で、夏の暑い時期はTシャツや半袖のワイシャツ、少し涼しくなると長袖ワイシャツの上にジャケットを羽織る。ジーパンもワークブーツもシャツもジャケットも現役時代に着ていたものの流用である。TPOも考えずいつも同じだから迷う必要はないのだ。しかし、明日は外出する予定がある。寒くなりそうというので何を着ていったらいいのか少し迷っている。セーターかコートを着るかどうか思案中なのだ。
 といってもセーターもコートも迷うほど沢山は持っていない。それでも新しい服を買う必要性は感じない。昔、仕事をしていた時に買った洋服と組み合わせれば一年中着る物に困ることはないのだ。新しく買う洋服代はほぼゼロ、これで少ない家計を助けているのである。
 バブル期を経験している小生たちリタイア組は現役時代に色々な物を買い込んで、今もそれを沢山持っている。だから古い物であることを我慢すれば新しく買わなくても済んでしまう。物持ちなので、買い物もあまりしないからお金が掛からないのである。
 ただし、リタイアして8年も経過すると、全てが古くさく、使い込んだ物は次第にゴミに近い存在になってくる。服は着古しているし、見てくれも良くないものばかりである。しかし、今更おめかしして洒落込む必要もない。不潔感さえ与えない物なら何でもいいと思っているから楽である。
 だが、邪魔なのはスーツやネクタイだ。最近スーツを着てネクタイを締めるなんてことは年に一度か二度くらいしかない。ところが洋服ダンスには使わないネクタイが何十本も腐っている。こんな物は捨てるべきなのだろうが、なぜかいまだにタンスの肥やしになっている。
 これの処分にいい手がある。昔の英国紳士は釣りやゴルフに行くときはツイードのジャケットにネクタイを締めて行った。これを真似して日本でもスーツにネクタイ姿で釣りに行ったらきっとみんなが驚くと思うのだ。三浦半島鴨居あたりの船宿からこの格好でアジ釣りに出る。ネクタイ姿でコマセカゴをいじり、アジを釣り上げてご満悦している釣り師なんて最高に面白いと思うのだが、どうだろうか?
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小生のいつもの外出スタイルはこれ。ジーパンにシャツ。どこへ行くにもほぼ一年中これで通す。短い足でジーパンなど似合わないのだが、恥を忘れた世代に突入している小生は少しも恥ずかしいと思わないで、高級ホテルなどもこの格好で平気で行ってしまう。
by Weltgeist | 2012-11-17 23:57


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