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腰痛治療への道、その4、第二回ブロック注射 (No.637 10/02/07)

 長年腰痛に悩み、様々な病院を訪れながら、いまだ治療の効果なく、痛みに苦しめられている「腰痛難民」の小生、先日ペインクリニックという新たな痛み解消専門の病院に行き、ブロック注射を打ってもらったところ多少の効果があったと書いた
 この調子なら念願であった腰痛・座骨神経痛の完全克服も夢ではないと、Kペインクリニックでの治療に大いなる期待を抱いていたのである。そして、先週木曜日、二回目のブロック注射を受けた。前回同様、4日前から抗血液凝固剤、ワーファリンの服用を一時的に止めて、血液のサラサラ度を一般の方と同じレベルのPT-INR値1.2まで下げての注射である。
 一回目の注射から10日を経過していて、腰の痛みはほぼ完全と言っていいほど解消し、わずかに左足の痛みが残っている程度だから、明らかに注射が効いているようだ。しかし、少し多めに運動すると足の痛みが強くなってくるから、完全に治っているわけではない。それでも前に比べたらずっといい。このままのペースならあと数回の注射で残った左足付け根の痛みも取り除けて完治するかもしれない。そう思って先週の木曜日(4日)に第二回目の注射を打つ決心をしたのである。
 前回と同じように左側を下に背中を丸めてベッドで待つと、K先生が慎重に脊椎の場所を決めて、まず麻酔、続いて本体の硬膜外ブロック注射を打つ。前回より少し注射の痛みはあったが、始めて5分くらいで終了。注射した所には看護婦さんが防水のテープを貼ってくれ、今日は風呂に入らないようにと言われる。細菌がここから入ると場所が場所だけに、感染だけは万全を期さなければならないのだろう。
 これでk先生のブロック注射は終わり。この後は、痛い左足側に薬が回るよう、左を下にして15分横になり、さらに1時間の安静と言われる。しかし、最初の左下15分がなぜか7分くらいしたところで看護婦さんが来て仰向きになるように言われた。ちょっと早いんじゃないの、と気になったが、仕方がない。言われるままに仰向けになってベッドで1時間安静を保って休んだ。素人にとってはマニュアル通りやらないことが気がかりだが、看護婦さんが言う以上それに従うしかないのだ。
 ところが、1時間経って起きあがると両足がしびれていて、ふらつく。とくに前回は左足だけがしびれる感じだったが、今回は右足もしびれていて、下半身全体がフラフラする。まさか15分が7分に短縮されたことで薬が左だけでなく、右足にも回ったのではないかと、少し疑心暗鬼になる。追い込まれている患者はこうしたつまらないことでも、気になるのだ。
 家まで車を運転して帰るときもやはりボーッとした感じは残っている。まだ麻酔が効いているのだ。そんなわけで当日は家に戻ってもあまり体を動かすことなく、安静を心がけた。
 翌日になると足のしびれは消えていた。しかし、なぜか両足に力が入らない。丁度長い間ベッドで療養していて運動不足から足がもつれる、そんな感じがするのである。神経を麻痺させているからこのようになるのかもしれない。それで肝心の痛みに対する効果だが、結論から言うとどうも分からない。ほとんど前回と変わらないのだ。二回目のブロック注射を打つ前に少し左足が痛い感じが残っていた。それがほとんどなくなっていない。注射を打つ前と同じで、二回目の効果が全然分からないのである。
 今日、7日は二回目のブロック注射をしてから3日目である。そろそろその結果が現れてきそうだが、今のところ改善したようには思えない。ブロック注射は4~5回打たないと効果は出てこないとも言われているから、あまり早急に結論を求めても無理なのかもしれないが、どうやら今回の注射で痛みがなくなったとは言えないようだ。
 心配なのはこのままブロック注射を打ち続けても、痛みがとれないのではないかという不安が出てきたことだ。第一回目のブロック注射の時はあまりに劇的に効いたと思ったが、どうやら甘くはなさそうだ。このままだと、さらに難民生活は続く恐れがあるのである。とりあえず、第三回目のブロック注射は打つつもりをしているが、それで治ると思うのは早計過ぎる気がする。
 三回目で完治すれば万歳だが、「腰痛シリーズ」は当分続くかもしれない。打っても打っても治らない、つらい状況の報告はしたくないが、これだけは分からない。とりあえず小生にはこの道を進むしか救いは残っていないのだ。

「腰痛治療への道」のスレッドを第一回から読みたい人はこちらを、腰痛シリーズのブロック注射3回目を読みたい人はこちらをクリックしてください。
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by weltgeist | 2010-02-07 23:55


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